世界145カ国1,600ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」。
空港での待ち時間がどうしても長くなりがちな海外旅行の際に、搭乗までラウンジで飲食を楽しみながらゆったり過ごすことができるので、旅行の前に持っておきたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
私は楽天ブラックカードを持っており、会員特典として「プライオリティ・パス」を無料で発行しています。
そこで今回は、私が「楽天ブラックカード」を取得した経緯と、そのおすすめ度を紹介します。
楽天ブラックカードを取得した経緯
私は2016年に楽天カードから「楽天ブラックカード」のインビテーションを受けました。
インビテーションの内容を見ると、入会後5年間は年会費が無料、しかも入会ポイントももらえるとのことだったので、試しに申し込んで、入会しました。
ただ、年会費は3万円以上するので、数年使って年会費が発生するようになったら解約しようかと思っていましたが、結局年会費が発生するようになっても解約すること無く、今でも楽天市場での買い物や、楽天のサービスを利用する際には、このカードを利用しています。
ちなみに私はその当時、楽天市場での買い物や、楽天証券に口座を持っていましたが、楽天カードは持っていませんでした。
その理由は、なんとなく楽天カードを使うのが恥ずかしいイメージがあったらです⋯。
ただ実際使ってみると、特に楽天のサービスを使うのであれば、これ以上使い勝手が良いカードは無いので、今では手放せなくなっています。
楽天ブラックカードのインビテーションが来た理由は?
楽天カードを持っていなかった私に「楽天ブラックカード」の招待が来た理由ですが、多分その「楽天カード」を持っていなかったのが一番大きいのかなと思います。
私はそれまで楽天市場で買い物する際は、他のクレジット会社のプレミアムカードで決済をしていて、年間の決済額はだいたい100万円前後でした。
当時、楽天ブラックカードのインビテーションを受ける方の属性が色々考察されていて、「年間数百万円楽天カードで決済しているのに私にはインビテーションが来ない!」、「楽天銀行や楽天証券に合計500万円以上資産があるのに審査で落ちた!」といった口コミを目にしましたが、当時楽天カードとしては楽天カード自体の会員を増やしたかったので、多分まだ楽天カードを持っていない人の中から、一定の属性に該当する人に、インビテーションをしたのではないかと思われます。
実際、もし楽天ブラックカードのインビテーションが当時来なければ、私は楽天カード自体、当分持つこともなかったと思います。
楽天ブラックカードのWeb申込みが可能に
以前までの「楽天ブラックカード」はインビテーションからの入会が中心でしたが、2024年7月1日からWebからの申込みが可能になりました。
ただ一定の申込条件が定められていて、現在下記2つの条件が定められています。
- 現在、楽天プレミアムカードを保有し、かつ当社の定める時点において楽天プレミアムカードのご契約から12ヶ月以上経過していること
- 当社の定める12ヶ月間のカードご請求額の合計が500万円以上であること
いかがでしょうか?
1つ目の条件の「楽天プレミアムカード入会12ヶ月経過」はそれほど難しくは無いと思いますが、年間合計額500万円以上は結構ハードルが高いかなと思います。
だいたい月に40万円以上決済するイメージです。
もしこの条件だと、今の私は間違いなく入会できません⋯。
ただ今後も、まだ楽天カードを持っていない人向けに、一定数は招待制を継続する可能性もあると思うので、私のように、他のプレミアムカードで楽天のサービスを利用し、実績をつくるのも一つの手かもしれません。
楽天ブラックカードの基本情報
楽天ブラックカードの基本情報は下記の通りです。
年会費 | 33,000円(税込み) |
---|---|
利用可能額 | 最高300万円〜1,000万円 |
ポイント | 街でのお買い物で100円につき1ポイント 楽天市場でさらに楽天カード特典分1倍 楽天証券で投資信託をクレカ積立で100円につき2ポイント |
ブランド | Visa、Mastercard、JCB、AMEX |
付帯機能 | 楽天Edy 楽天ポイント |
付帯カード | 家族カード(2枚まで年会費無料) ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高1億円) 国内旅行傷害保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) カード盗難保険 |
付帯サービス | コンシェルジュ 海外・国内空港ラウンジ 手荷物宅配サービス Hertzレンタカー優待 楽天マガジン特典 楽天ミュージック特典 |
個人的には、「楽天証券で投資信託をクレカ積立で100円につき2ポイント」の部分が一番嬉しいポイントです。
例えば毎月10万円、楽天証券で投資信託をクレカ積立すると、それだけで年間12,000ポイント獲得できます。
その他に、投信残高ポイントプログラム、SPUを合わせると、10年間で142,900ポイント獲得できる計算になります。
プライオリティ・パスが無料で発行できる
上記内容に加え、楽天ブラックカードは「プライオリティ・パス」を無料で発行することができ、同伴者2名まで利用料無料で利用することができます。
私の場合、コロナ禍以降はまだ一度も海外旅行をしておらず、2024年もSFC修行で国内線しか搭乗していないので、「プライオリティ・パス」の恩恵を受けることができませんでした。
ただ2025年以降はJALのJGC修行の為に、徐々に海外にも行きたいと思っていますので、その際は、楽天ブラックカードのメリットを最大限活用していきたいと思っています。
楽天ブラックカードはおすすめ?
申込みには一定の条件があり、また年会費も33,000円かかるので、決して誰にでも薦められるカードではありません。
ただ年間数回海外に行く、楽天証券でのクレカ積立を月に10万円している方にとってはメリットがあると思います。
私の場合、新NISAが始まったので、今年は頑張って月に10万円クレカ積立をしていますが、海外旅行に関しては行けておらず、多分今後も年に1回行くか行かないかぐらいです。
正直年会費分のメリットを享受しているかと言えば、していない感じもするので、ゴールドかプレミアカードにグレードダウンしようかとも思いましたが、一度解約すると、今後は持てなくなりそうなので、なんとなくこのまま当分ブラックカードのまま手放すこと無く、持っていることになりそうです。