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    【9月権利確定】ANAとJALの株主優待を比較

    【9月権利確定】ANAとJALの株主優待を比較

    株主優待を目的として、ANAホールディングス(9220)や日本航空(9201)の株を買いたいと思っている人も多いと思います。

    ANAとJALの権利確定月は3月と9月で、今月の権利付最終日までにANAは100株、JALは200株以上購入すれば、株主優待の権利を取得する事ができます。

    そこで今回は、今買うならANAとJALの株主優待どちらがお得か、私なりに考えてみました。

    目次

    2024年9月の権利付最終日は9月26日

    まず上場企業の配当や、株主優待の権利を取得するには、その企業の決算月の権利付最終日までに、株を購入する必要があり、2024年9月のスケジュールは下記の通りです。

    9月26日(水)9月27日(金)9月30日(月)
    権利付最終日権利落ち日権利確定日
    取引終了時間迄に購入売却しても可

    ANAとJALの9月株主優待を比較

    ANAホールディングス(9220)の株主優待

    1.株主優待番号の案内書

    スクロールできます
    所有株式数発行基準日:9月30日
    有効期間:12月1日から翌年11月30日
    100株から199株1枚
    200株から299株2枚
    300株から399株3枚
    400株から999株4枚+400株超過分
    200株毎に1枚
    1,000株から99,999株7枚+1,000株超過分
    400株毎に1枚
    100,000株以上254枚+100,000株超過分
    800株毎に1枚

    有効期間は1年間でJALよりも期間は短いです。

    2.ANAグループ優待券
    ANAグループ優待券(優待クーポン 18枚)の入った冊子を、1冊発行

    日本航空(9201)の株主優待

    1.株主割引券(国内線50%割引)

    スクロールできます
    所有株式数9月30日現在の株主
    (発行時期:11月)
    200株から299株1枚
    300株から399株1枚
    400株から499株2枚
    500株から599株2枚
    600株から699株3枚
    700株から799株3枚
    800株 ~ 899株4枚
    900株から999株4枚
    1,000株から1,099株5枚
    1,100株から99,999株5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚
    100,000株から203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚

    ※JALの場合、9月の株主優待は200株からとなっているのでご注意ください。

    2.旅行商品割引券(3%〜8%割引)

    所有株式数海外旅行商品割引券国内旅行商品割引券
    200株から2枚
    有効期間:12月1日~翌5月31日
    2枚
    有効期間:12月1日~翌5月31日

    ※旅行商品割引券も、9月の場合200株からとなっています。

    ANAとJALの株主優待どちらがおすすめ?

    株主優待を目当てに株を購入する場合、まず大前提として、そのもらった優待を自分が使うか考えましょう。

    JALの飛行機に普段から乗っているのであれば、当然JALの株主優待の方が使い勝手が良いですし、ANAのサービスを良く使っているのであれば、ANAの株主優待の方がおすすめです。

    9月の株主優待はANAがおすすめ?

    ただ9月の株主優待に限って言えば、ANAホールディングスの方がおすすめとも言えます。

    なぜなら、ANAホールディングスは100株から優待を受けられますが、日本航空は、最低200株もっていないと、9月の株主優待を受けられないからです。

    2024年9月5日の終値で計算すると、日本航空の株価は1株2,422.5円なので、200株だと484,500円必要になります。

    もし航空会社にこだわりがなく、割引券だけ欲しいというのであれば、ANAの方が良いかもしれません。

    投資は自己責任でお願いします。

    ただ、飛行機に安く搭乗できる株主優待だけを欲しいというのであれば、投資のリクスを抑えて、金券ショップで購入するのも一つの手です。

    金券ショップで売買する場合の注意点

    もらった株主優待券を、自分で使わずにチケットショップに売ること、または買うことを考えている方も多いかと思います。

    この買取価格がコロナ禍以降下がっていると、先日テレビ東京の朝のニュース番組で放送していました。

    9月11日付けの日経電子版にも「ANA・JAL優待券、昨年の半値以下 航空券割引魅力薄れ」と記事になっていました。

    コロナ禍に下がったのは分かるのですが、コロナが5類に移行した今でも、買取価格は上がっていないようです。

    リモート会議が一般的になったことで、それまで出張用に大量購入していた企業の購入数が減ってしまい、結果的に以前のような相場に戻っていないとの事でした。

    また航空券のセール販売が増えたことで、株主優待券のメリットが少なくなっているようです。

    買う側に立つと安く買えるので嬉しいですが、売ることを考えている場合は、昔よりも今は高く売れないことを覚悟したほうが良いかもしれません。

    ただ交通機関が乱れて新幹線が止まったりすると、航空券の需要が一時的に上がって、優待券が買えなくなったり、高くなったりするようなので、もし金券ショップで購入を検討している場合は、早めに準備をしておいた方が良いかもしれません。

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